「2019年4月30日」とだけ書くと何気ない日常の中の一日に思える
それを「平成31年4月30日」とすると、ひとつの時代が終わりを告げる日だと意識される
(撮影地:愛知県犬山市 博物館明治村)
今日、今上天皇が退位されるとともに「平成」が終わる
明日からは「令和」元年になるのだ
(撮影地:岐阜県関市 道の駅平成)
248回目の改元は天皇崩御によるものでは無いから、寂しさはあっても悲しさはない
平成が桜の4月とともに終わって若葉の5月から新しい時代が始まるというのは
日本人にとっては割と自然体で受け入れやすい改元になっているのではないか
31年に及んだ平成の時代は本当に色々なことがあった
社会構造の変化や海外のテロ、巨大災害なども強烈に印象に残っているが
やはりインターネット技術の発展と生活への浸透が最も時代を変えていったように思う
(撮影地:岐阜県関市 道の駅平成)
ネットに繋がらずに生きることは現代社会とその住人にとってはもはや不可能
仕事も家庭も恋愛も趣味も今やネットを中継し進められていく
いずれはそのデータを蓄積して進化した人工知能が社会を自動制御してゆくのかも…
話が逸れたが、そんなインターネット社会の果実としてAmebaのような
ソーシャルネットワークが生まれ支持を伸ばし、私のようなものまでblogをやるに至った
(撮影地:岐阜県可児市 花フェスタ記念公園)
私のblogは平成31年間のうちたった6年間でしかないが、
その中にはたくさんの想いと願いが詰められている
今読み返しても同感するもの、思わず赤面するもの、意味不明なものまで多岐にわたる
それも全て私の生きた証であり記憶であった
平成の終わり、このblogを閉じる時が来た
大海原を漂うボトルメッセージのように、いつか誰かがこの書き残されたblogを見つけ、
私の見たもの触れたもの感じたものに興味を持って実際にその地を訪れてもらえたら嬉しい
ではそろそろこのblogをデジタルの海に流すこととしよう (了)
(撮影地:愛知県名古屋市 名古屋マリオットアソシアホテル)
親愛なる皆様
本稿をもちましてペン(キーボード?)を置かせていただきます
2013年の5月4日にスタートしてから686回を数えた長い旅路でした
今までお付き合い下さいましてありがとうございました
終わりにあたっては予想外に多くの皆様からメッセージをお寄せいただき、
心より御礼申し上げます
今思えば何かしらの形で交流の場を作り双方向でも楽しめるように工夫すれば
また別の発見や進化があったかも知れませんね
不器用なものでお許しください
星の数ほどのブロガーの中で皆様と出会えた事、奇跡のようでした
雑食性に皆様のblogを拝見させていただき、国内外数々の知見と驚きを得ました
この世の中はまだまだ捨てたもんじゃ無いと思える安心と勇気をいただきました
みんな同じ人間、喜怒哀楽も同じ、どこかで繋がっているんだ
そう気付くことができた私は幸せ者でした
今はただ皆様の新しい時代でのご活躍をお祈り申し上げるばかりです
長くなってしまいました
最後の最後ですが、先日飛騨高山の臥龍桜を見に行った際に
上空に出現した虹(環水平アーク)の写真を貼らせてください
古来、虹や彩りのある雲は瑞兆とされています
「令和」の時代に幸多からんことを願ってお別れです
今まで本当にありがとうございました
さようなら
さようなら